禁止改定~2020年8月3日より~ まとめ

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こんにちは。急な発表に驚いたわせりんです。

昨日、8月3日にWotC社より禁止改定告知がありました。

 

今回は予告なしの禁止改定ということで驚かれた方も多いのではないでしょうか。

私もそのうちの一人です…

 

 

さて、今回の禁止改定について私なりにまとめてみました。昨日発表されたものなので、ご存じの方も多いかもしれません。
内容につきましては主観等も入っていますので本来の見解とは大きく異なる場合があります。間違い等ありましたらご指摘いただければ幸いです。

ちなみに、本記事では《スタンダード》と《パイオニア》についてまとめております。よろしければ参考までにご覧ください。

 

 

スタンダード(禁止指定)

『荒野の再生』『成長のらせん』

『成長のらせん』を使用したランプ・デッキについて
・プレイヤーズツアーファイナル初日での使用率が68%
・MTGアリーナのミシック・ランクでの使用率が25%~30%
を占めている。
この中でも『荒野の再生』デッキが非常に強いと見なされており
・プレイヤーズツアーズファイナルでの使用率が54%
・MTGアリーナのミシック・ランクでの使用率が15%
を占めている。
『荒野の再生』とランプ・デッキのシェアを減らすために『成長のらせん』と『荒野の再生』は禁止となります。
大会や上位ランクにおいて、使用率が非常に高かったのが禁止の理由でしょうか。以前より、使用率の高いカードは禁止指定の候補になる傾向があります。今回もそれが顕著に表れたのだと思います。先日もプレイヤーズツアーファイナルがありましたが、上記2枚はそこでもかなり活躍したカードみたいですね。
また、MTGアリーナのミシック・ランクの対戦でも使用されているということで、やはりここでも上位ランクの対戦では活躍していると判断されたようです。

 

 

『大釜の使い魔』

長期間高い勝率を維持してきたもう一つのタイプが『大釜の使い魔』と『魔女のかまど』コンボを特徴とした「赤黒サクリファイス」です。高い勝率に加えて「アグロ」や「ミッドレンジ」のクリーチャー・デッキにかなりの圧力をかけています。生贄戦略を弱体化させ、ゲームの多様性を開くために『大釜の使い魔』は禁止となります。

こちらは、使用率というより他のデッキに対する圧力が問題視されたような気がします。使用率の高さだけではなく他のデッキに対しての影響を考えての禁止指定でしょうか。『魔女のかまど』と使用するにもマナコストも低いですし、ゲームの中盤では生贄と相性の良いカードもいますから、WotC社はこの点にも注目していたようですね。

個人的に猫ちゃん好きだったんですけどね…今それは関係ない🐈

 

 

『時を解す者、テフェリー』

『時を解す者、テフェリー』が反復的なプレイパターンとこのカードがやり取りを減少させる能力を生み出せることが圧迫感や窮屈さを生み出すことを言われていました。
以前から禁止を検討していましたが、そうならなかった理由の一つが、このカードが『荒野の再生』デッキを食い止める助けになっているという事実でした。今回『荒野の再生』がこの環境を離れるのに伴い、『時を解す者、テフェリー』も離れることになります。
以前から禁止が噂されていましたが、ここで『時を解す者、テフェリー』の禁止ですね。
ただ、これまで禁止にならなかったのか、内容を見てみると強いから禁止ではなく他の強いデッキを食い止める助けにもなっていたという判断に驚きました。
結果的に、禁止カードが他の禁止カードを制限していたという何とも複雑な結末ですね…

 

 

 

 

パイオニア(禁止指定)

『真実を覆すもの』『隠された手、ケシス』
『歩行バリスタ』『死の国からの脱出』

これらの禁止は下記の
・『真実を覆すもの』デッキ
・『死の国からの脱出』デッキ
・『太陽冠のヘリオッド』と『歩行バリスタ』のコンボ・デッキ
・『隠された手、ケシス』デッキ
の排除を目的としています。
ソーシャル・ディスタンスを確保するためテーブルでのMTGが減少傾向にあることは要因の一つですが、〈Magic Online〉での年間を通したパイオニアのプレイ率も減少傾向にあります。パイオニアに興味がある、または興味を持つかもしれないプレイヤーもいる中、禁止改定が一つの原動力なので、物事を揺り動かしてコンボ・デッキから押しやるために、4枚のカードを禁止することを選択しました。
パイオニア全体では問題となるような勝率のデッキはまだ無いようですが、活躍しているデッキはコンボ・デッキがほどんどのようです。そのコンボ・デッキに注目して今回の禁止改定が行われたみたいですね。
パイオニアはまだ始まったばかり。これからパイオニアに参入される方々が楽しめる環境をあらかじめ作っておくための禁止改定だったのかもしれませんね。
また、この大きな選択がパイオニアに興味を持ってもらいたいというウィザーズ社の思いも感じられる内容でした。

 

 

以上、禁止改定の内容と個人的な感想をまとめてみました。

長くなってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございます。

 

他にも、《ヒストリック》と《ブロール》でも禁止改定がありましたが、ここでは割愛させていただきます。すみません…

 

 

今回はたくさんのカードが禁止指定になりました。

【ゼンディカーの夜明け】までもう少しですが、これから他のカード達がどのような活躍をするのか楽しみですね!

 

 

みなさんは、今後のスタンダードでどんなデッキが活躍すると思いますか?

 

 

それでは。

 

 

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